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2007年5月2日
SUPER GTに於ける無線LAN予備実験

モバイルブロードバンド協会では、5月2日、富士スピードウェイにて行われたSUPER GT(国内最大級の自動車レースシリーズ)2007年度第3戦公式テストに於て無線LAN予備実験を行いました。
この企画は、GTアソシエーションと共同で実現したもので、競技車両と地上との間で無線LAN接続を行い、将来的には車載カメラによる動画伝送などをめざします。
今回は、会員有志のみの参加による現場見学が主たる目的ではありましたが、競技車両一台に無線LAN機材を搭載し、レース本番と同等の高速で走行しながら、サーキット沿い二箇所に設けた基地局との間での通信を試みました。
MBA標準方式による無線LANで高速ハンドオーバーが可能である事は、既に何度かの実験で証明されていますが、今回もその機能を確認する事ができました。
なお、偶然の出来事ではありますが、試験機材を搭載したARTA Garaiya車が5月4日に行われた決勝戦に於てGT300クラスの優勝に輝いた事も付け加えます。
今後、協会ではGTアソシエーション及び関係先と協議の上、この計画を推進して参ります。


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