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掲載日 2008年12月1日
MBA研究会(第4回)開催のお知らせ [終了]

モバイルブロードバンド協会(略称:MBA、事務局:東京都中央区、理事長:後藤滋樹)は、研究及び普及啓発活動の一環として、下記の通り研究会を開催致します。
この催事は、協会の目的に則り、モバイルブロードバンドに関係する様々なテーマについて、毎回ゲストスピーカーを招き、情報交換及び討議を行う場として、比較的少人数で継続的に開催しています。
関心をお持ちの方は、どなたでもお気軽に御参加下さい。
テーマ
2008年第4回 IEEE802.11 Prenaly 報告会
802.11の鉄道等の大規模公共交通向け広帯域アクセス標準化


主催
モバイルブロードバンド協会
概要  2008年11月中旬、米国テキサスにてIEEE 802 Wireless Prenaly Sessionが開催され、IEEE802.11Working Groupが開催されました。
 今回は、当協会のメンバーにより提唱されている無線LANによる高速移動体通信システムが、WNG(Wireless Next Generation)-SC(Standing Commitee)にて、提案されました。
 このセッションは、802.11の次のトピックスを模索するSC(Standing Commitee)で、ここで賛同が得られると、SG(Study Group)が設置され、最終的に標準化する事が認められると、TG(Task Group)となり、802.11xxなどの形になります。このプロセスは、他の国の提案に後から乗るのではないという意味では、スクラッチからのスタートです。
 今回、プレゼンテーションの最後に、このトピックスへの興味の有無を問うStraw poll(非公式投票)を行った所、参加者の多くから興味を示す票が得られました。また、これに対してベルリン工科大から、このテーマに沿っ実証のプレゼンテーションの申込みが提出され、次回のInterimで取り上げられます。
 日本は、ITSも鉄道分野でも国際競争力がありますし、中国やBRICS、ヨーロッパなどでは、安心、安全だけではなく、CCTVやPIS(乗客向け情報配信)を含む高付加価値型のICT利用が積極的に行われつつあります(地下鉄へのCCTVの配備は、中国、韓国、香港などで義務化されつつあります)。また、最近ではカリフォルニアでも高速鉄道の計画が出ています。
 そこで、今回の研究会では、この提案の解説を発表者から行っていただき、興味のある日本の企業の方々にも、今後積極的に標準化に参加していただき、日本 発の標準化へ向けた一助となる事を期します。
プログラム
(順不同)
802.11 Plenary OverviewとWNG-SC
Broadband Access for High Speed Transportation

ルート株式会社 福岡情報研究所
主任研究員 森岡 仁志 氏
日時 2008年12月17日(水)15:00〜17:00
場所 中央区立築地社会教育会館 2階第5会議室
東京都中央区築地4-15-1(最寄駅:東銀座、築地市場)
参加申込 お名前、所属先、連絡先(電子メールアドレス)を明記の上、題名を「081217申込」として、下記宛に電子メールをお送り下さい。

お手数ですが、宛先は手入力を御願いします。

定員30名、先着順で受け付けます。
参加費
会員 無料(会員外の参加が多数の場合は、一社当たりの参加者数を制限する場合があります。)
会員外 一人3000円
前日までに下記銀行口座に御入金下さい。(恐れ入りますが、手数料は御負担下さい。)
  みずほ銀行飯田橋支店 普通2209677
  モバイルブロードバンド協会

参加費はゲストスピーカーの交通費などに充当します。(その都度金額が変わります。)


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